お口の機能検査

お口の機能検査は、口腔機能低下症という加齢、疾患、障害など様々な要因によって、噛む力、飲み込む力、話す力、唾液分泌などの口腔機能が複合的に低下する状態の予防のために行います。
口腔機能低下症は、放置すると栄養不足や全身の健康悪化につながるため、早期発見と適切な予防管理が重要です。

こんな症状に心当たりはありませんか?

  • 硬いものが食べにくくなった
  • 飲み込みにくいことがある、食事中にむせたりすることが多くなった
  • 口が乾く
  • 滑舌が悪くなるなど、話しづらさを感じる

口腔機能低下症の検査の項目

口腔機能低下症の検査は、以下の項目を専用の機器を使用して行います。定期的に検査を行い、検査結果に基づく適切な口腔衛生指導により口腔機能低下症の進行を抑えていきます。

①お口の衛生状態
②お口の乾燥
③咬合力
④舌とお口の運動機能
⑤舌圧
⑥咀嚼機能
⑦嚥下機能

口腔機能低下症の予防として

  • 舌や唇の筋力を鍛えるトレーニング
  • 定期的な口腔機能の検査 
  • 入れ歯の調整または作製 
  • 虫歯や歯周病の治療
口腔機能低下症が進行すると、咀嚼・嚥下障害が起こり低栄養や体力低下を招きます。その結果、筋肉の減少を招き。最終的に要介護状態になるリスクが高まるおそれがあります。また、会話や食事を思うように楽しむことができなくなる可能性もあります。
いつまでも元気で、会話や食事を楽しんでいただくためには予防が一番です。定期検診と合わせてお口の健康管理にお役立てください。
気になる方はスタッフまでお気軽にご相談ください。