「メールマガジン」

歯と全身の健康を守るためのメールマガジン

当院では、2023年1月から新しい取り組みとして、毎週金曜日11時に歯と全身の健康を守るためのメールマガジン配信を始めました。
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多くの患者様より好評をいただいております。
皆様のご登録お待ちしております。

メールマガジン Vol.23 出血を伴う医科/歯科治療と献血の関係について

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おはようございます。
高畠歯科クリニックです。

早速ですが質問です。
皆様、献血の経験はございますか?

輸血を必要とする方の命を救うお手伝いができるって素敵なことですよね

そんな素敵な献血ですが、
実は出血を伴う医科/歯科治療後の3日間は献血をすることができないのです。
出血を伴う歯科治療として代表的なものは歯を抜く治療ですが、ほかにもインプラントの手術・歯ぐきの中の歯石をとるお掃除などを行った後も献血はできません。

なぜでしょうか?

治療により歯肉や粘膜が傷つき出血すると、お口の中にいる常在菌がその傷口から血液中に侵入します。
この状態を「菌血症」といいます。

治療を受けた方に対してはその常在菌による影響はあまりないとされていますが、輸血をされる方は免疫力が落ちてしまっていることが多いため、侵入した常在菌が体内で悪さをする恐れがあります。

そのため、出血を伴う歯科治療の後には献血ができないのです。

歯周病の方も注意が必要です!!
歯みがきなどで日常的に出血があると、そこから菌血症になる可能性が大いにあります。
歯周病は菌血症のリスクが大きい上、新たな疾患の起こるリスクもとても大きい病です。

歯周病はお口の中だけではなく、身体に与える影響はたくさんありますね

これらを防ぐために大切なことはやはり定期的なお掃除です!
お掃除をすると歯周病の予防・進行を防ぐことができます。
また以前ご紹介している歯周病菌の検査(オルコア)も定期的に行うとなお安心です。
ぜひ当院の歯科衛生士と一緒に歯周病から大切なお体を守っていきましょう!

ご拝読ありがとうございました。